海外FXの安全性ランキング!|信頼できる業者を見極めるコツも解説

海外FX業者は、国内FX業者と比較してボーナスキャンペーンが豊富かつハイレバレッジ、ゼロカットシステム採用さと魅力的ではあるものの安全性・信頼性を疑問視している方も多いのではないでしょうか

実際に新興業者では、利益の不当な出金拒否や顧客資産の持ち逃げなどをする業者もあるため入金時には慎重な見極めが必要不可欠です。

そこで本ページでは、海外FX業者の安全性・信頼性を8つの項目を元に評価しランキング化したものや、危険性が低い業者の見分け方を解説していきます。

なお、ボーナスやレバレッジ・取引環境など総合的な順位を知りたい方は、海外FXおすすめランキングを参考にしてください。

目次

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング7選【2025年6月最新】

まず、初めに安全性の高い海外FX業者を7社に厳選して紹介します。

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング7選
【2025年6月最新】

安全性の高い海外FX業者は以下を基準に評価しました。

  • 金融ライセンス
  • 顧客資金の管理体制
  • ゼロカットの有無
  • 運営会社の規模・実績
  • 賠償責任保険への加入状況
  • 採用している発注方式
  • 紛争解決機関への加盟
  • 悪質な出金拒否に関する噂の有無

また、上記の海外FX業者の安全性に関する評価基準については、安全性の高い海外FX業者の特徴を参考にしてください。

1位:Vantage Trading

海外FXの安全性ランキング1位はVantage
項目内容
金融ライセンスバヌアツ金融サービス委員会
(登録番号:700271)
顧客資金の管理体制分別管理
運営会社Vantage Prime Trading Limited
発注方式NDD STP方式NDD ECN方式
ゼロカットあり
賠償責任保険加入済み
紛争解決機関加入済
The Financial Commission
(金融委員会)

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング1位は、Vantage Tradingです

Vantage Tradingは、今年で設立から15周年を迎える大手ブローカーVantageが、バヌアツ金融サービス委員会による規制の元で運営する海外FX業者です。

直轄のバヌアツ金融サービス委員会の金融ライセンスでは、顧客資金の分別管理はもちろん、専門的な賠償責任保険への加入が必須となっています。

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引用:The Financial Commission /Vantage Trading

また、2024年7月4日よりVantage TradingはThe Financial Commission(金融委員会)へ加盟しています。

金融委員会への加入によって、万が一Vantage Tradingが倒産した場合や不当に出金拒否をされた場合でも、同機関が介入することで公平な判決と最大20,000ユーロの補償を受け取ることが可能です。

Vantage Tradingは、運営会社の母体、補償制度、取引条件やボーナスを含め、総合的に評価の高い海外FX業者と言えます。

メリットデメリット
最大レバレッジ1,000倍で少額から取引できる

15,000円相当の新規口座開設ボーナス

最大300万円の入金ボーナス

最小0pipsスプレッド&ボーナス対象のECN口座

取引毎に貯まるVポイントでクーポン獲得

紛争解決機関に加入済でトラブル時の補償もあり
再進出したグループ会社の運営年数が浅い

スタンダード口座・プレミアム口座のスプレッドが広い

XMのユーザーによる口コミを詳しく知りたい方は、Vantage Tradingの評判・口コミを参考にしてください。

2位:XMTrading

海外FXの安全性ランキング2位はXM
項目内容
金融ライセンスセーシェル金融庁
(登録番号:SD010)
モーリシャス金融サービス委員会
(登録番号:GB20025835)
顧客資金の管理体制分別管理
運営会社Tradexfin Limited
Fintrade Limited
発注方式NDD方式
ゼロカットあり
賠償責任保険加入済み
紛争解決機関

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング2位は、XMTrading(エックスエム)です

XMTradingは、総クライアント数1,000万超の大手XMグループがセーシェル金融庁とモーリシャス金融サービス委員会の2カ国の当局からの規制の元で運営している海外FX業者です。

海外FXユーザーへ最も信頼できる海外FX業者と問えばXMTrading(エックスエム)と最初に名前が挙がるでしょう。

xmtrading-cfi

The judging panel, applauding XMTrading  this year, comments that, “Its unwavering dedication to reliability and transparency in all its dealings is exemplary.”

(審査委員会は今年のXMTradingを称賛し、「あらゆる取引における信頼性と透明性への揺るぎない献身は模範的だ」とコメントした。)

引用:cfi.co XMTrading: Most Reliable Broker Global 2024

実際にXMTradingは、世界的な金融メディアである Capital Finance International(CFI.co) によって「最も信頼性の高いブローカー 」として2024年のアワードを受賞しています。

信頼性の高さから海外FX初心者が最初に使う業者としても定番です。

メリットデメリット
1,000万超の顧客を持つ信頼性の高い大手海外FX業者

入金不要で13,000円相当の新規口座開設ボーナス

最大10,500ドル分の入金ボーナス

取引で貯まるXMポイントでキャッシュバックや追加ボーナスを獲得

低スプレッドとスワップフリーが特徴の「KIWAMI極口座」

メジャー通貨ペアやゴールドが最大レバレッジ1,000倍

国内銀行送金を利用した迅速な入出金
全体的にスプレッドが広め

ゼロ口座における取引手数料が高い(1ロット/往復10ドル)

ボーナスと低スプレッドが同時に適用できない

XMのユーザーによる口コミを詳しく知りたい方は、XM(XMTrading)の評判を参考にしてください。

3位:XS.com

海外FXの安全性ランキング3位はXS.com
項目内容
金融ライセンスセーシェル金融サービス機構
(登録番号:SD089)
顧客資金の管理体制分別管理
運営会社XS Ltd
発注方式NDD方式
ゼロカットあり
賠償責任保険加入済み
紛争解決機関

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング3位は、XS.comです

XS.comは金融インフラを提供するプロバイダーとして、2010年から業界に携わっていたXSグループが新たに個人向けとして設立した海外FX業者です。

元よりFX業者や証券会社にインフラを提供していた経験から、質の高いトレード環境と安全性の高い運営が高く評価されています。

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引用:XS.com 補償保険

XSでは、業界最大手の保険会社ロイズ・オブ・ロンドンの民事賠償責任保険に加入しており、有事の際には最大500万米ドルまでの補償があります。

さらに安全性について、XSでは様々な取り組みがされており、自社のシステムは定期的に外部監査を受けるなど高いセキュリティレベルが維持されているので安心です。

メリットデメリット
口座残高による制限がない最大レバレッジ2,000倍

スキャルピングも快適な約定力の高さ

幅広い層にマッチする全7種類の口座タイプ

手厚い日本語サポートで安心

最大500万ドルまでの賠償責任保険へ加入

最小0pipsのスプレッドのVIP口座

あらゆる市場を網羅した取り扱い銘柄
時間帯・経済指標によるレバレッジ制限が細かい

ボーナスキャンペーンが少ない

個人向けのブローカーとしての実績が浅い

4位:FXGT

海外FXの安全性ランキング4位はFXGT
項目内容
金融ライセンスセーシェル金融庁
(登録番号:SD019)
顧客資金の管理体制分別管理
運営会社GT Global Ltd
発注方式DMA方式
ゼロカットあり
賠償責任保険加入済み
紛争解決機関

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング4位は、FXGTです

FXGTは、仮想通貨CFDを業界でいち早く取り入れたハイブリッド型の海外FX業者として2019年に設立されました。

設立から5年程度と運営年数は浅いものの、セーシェル金融庁の規制下で安全性の高い運営が行われています。

仮想通貨業界では、たびたびハッキング被害の話題が浮上するものの、FXGTは過去一度もハッキング被害がないことが安全性の高さの裏付けと言えるでしょう。

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具体的なFXGTの安全性に関する取り組みとしては、クレジットカードに関する国際的なセキュリティ基準である「PCI-DSS」の順守や、顧客資金の分別管理、最大補償額100万ユーロの賠償責任保険への加入などが挙げられます。

「仮想通貨のレバレッジ取引がしたいけど、運営が不明な海外取引所は怖い」といった方にFXGTは最適です。

メリットデメリット
主要な仮想通貨CFDが最大レバレッジ1,000倍

15,000円相当の新規登録ボーナス

全6種類の口座タイプで初心者~上級者まで対応

最大レバレッジ5,000倍のオプティマス口座

主要銘柄のスワップフリーを提供

仮想通貨とその他の市場で構成された独自のシンセティックペア
スプレッドが全体的に広い

スワップフリーの適用範囲が頻繁に変更される

仮想通貨CFDのマイナススワップが高い

ストップレベルがある

5位:Axiory

海外FXの安全性ランキング5位はAxiory
項目内容
金融ライセンスベリーズ国際金融サービス委員会
(登録番号:000122/405)
顧客資金の管理体制信託保全
運営会社Axiory Global Ltd.
発注方式NDD STP方式
NDD ECN方式
ゼロカットあり
賠償責任保険
紛争解決機関加入済
The Financial Commission
(金融委員会)

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング5位は、Axioryです

Axioryは、透明性の高いトレード環境を提供していることで主に上級者トレーダーから根強い人気を獲得している海外FX業者です。

具体的には、Axioryでは透明性の高いトレード環境を提供する一環として以下の取り組みが行われています。

  • 取引コストを把握:アカウントを開設する前に自社の取引コストが確認できる。
  • 最新情報の開示:トレードに必要な最新情報を随時お知らせ&ニュースレターで配信。
  • ヒストリカルデータの公開:EA開発などにも使われる過去のレート提示情報を提供。
  • 取引統計の提供:注文の約定実績(約定スピードとスリッページ)を毎月公開している。
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Axioryのトレード環境が信頼される最大の理由は、やはり自社の約定スピードとスリッページを具体的な数値で公開していることです。

約定力の高さをうたうFX業者でも、具体的な約定スピードとスリッページを公開していることは滅多になく、Axioryのように実際の約定力を数字で示している業者が多くありません。

メリットデメリット
メジャー通貨ペアが最大レバレッジ2,000倍

業界トップクラスの低スプレッド

金融庁認可の送金業者による国内銀行送金

日本語サポート完備で初心者も安心

最大ポジションに制限なし

NDD ECN方式専用のcTraderに対応
Bitwalletに非対応

CFD銘柄の最大レバレッジ100倍以下と低い

2万円以下の出金は1,000円の手数料が発生

6位:Exness

海外FXの安全性ランキング6位はExness
項目内容
金融ライセンスセーシェル金融庁
(登録番号:8423606-1)
顧客資金の管理体制分別管理
運営会社Nymstar Limited
発注方式NDD方式
ゼロカットあり
賠償責任保険
紛争解決機関加入済
The Financial Commission
(金融委員会)

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング6位は、Exnessです

Exnessは、実質21億倍の無制限レバレッジを採用していながら、安全性の高い海外FX業者として人気を獲得しています。

グローバル展開するExnessでは、直轄のセーシェル金融庁からの認可の他、グループ会社では取得難易度の高いCysec(キプロス証券取引委員会)やFCA(英国金融行動監視機構)といった金融ライセンスも取得済みです。

メリットデメリット
実質21億倍の無制限レバレッジ

初心者から上級者まで最適な口座タイプが選択可能

プレミアム会員になると専属マネージャーなどの特典がある

アプリから使えるコピートレードを提供

スワップフリー採用で中長期トレードにも強い
高額入金は資金源の証明書が必要

ボーナスの提供なし

プロ口座は約定拒否がある

レバレッジ制限ルールが多い

7位:TitanFX

海外FXの安全性ランキング7位はTitanFX
項目内容
金融ライセンスバヌアツ共和国金融サービス委員会
(登録番号:40313)
顧客資金の管理体制分別管理
運営会社Titan FX Limited
発注方式NDD STP方式
NDD ECN方式
ゼロカットあり
賠償責任保険加入済み
紛争解決機関加入済
The Financial Commission
(金融委員会)

海外FXで安全性が高いおすすめ業者ランキング7位は、TitanFXです

TitanFXは、バヌアツ共和国金融サービス委員会による規制の元で運営されている海外FX業者です。

ゼロポイント・テクノロジーという独自の技術によって、高い流動性と透明性の高い優れたトレード環境を提供しています。

インフラ整備の一環として、海外FX業者ながら東京にもサーバーを配置しており、日本からでも低遅延で利用できる貴重な存在です。

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引用:Financial Markets Association VANUATU

また、他社にない安全性を評価できる要素として、TitanFXの取締役社長Martin St. Hilaire氏はバヌアツ共和国の金融市場協会(Financial Markets Association VANUATU)の会長も務めていることが挙げられます。

金融市場協会は、バヌアツの金融業界の安全性を高めるべく活動している機関です。

公的機関で金融業界を支える人物が代表を務めている事実は、TitanFXがバヌアツ共和国を代表する信頼性の高いFX業者であることの裏付けにもなります。

メリットデメリット
スプレッドが狭く取引コストが安い
口座残高によるレバレッジがない

コピートレードが利用できる

約定力が高い
最大レバレッジ500倍と低め
ボーナスの提供なし

マイナススワップが大きい

安全性・信頼性の高い海外FX業者の特徴

安全性の高い海外FX業者の特徴は次のとおりです。

海外FX業者は非常に多く、中には安全性を欠く悪質業者も存在します。

安全性を見極めるポイントを知っておけば、トラブルなく有利な環境でトレードに専念できます。

信頼性の高い金融ライセンスを取得している

信頼性の高い金融ライセンスの取得状況は、海外FX業者の安全性を確認する上で重要な要素です。

海外FX業者に関しても、拠点とする国の金融当局からFX業者として金融ライセンスを取得する必要があります。

日本からの利用に規制のない国の金融ライセンスとしては、バヌアツ共和国金融サービス委員会やセーシェル金融庁による認可が安全性が高いと評価されています

いわゆるオフショア系の金融ライセンスの中でも、バヌアツとセーシェルは顧客資金の分別管理や賠償責任保険への加入がライセンス要件に含まれるため、認可を受けるFX業者は一定の安全性を備えていると言えます。

大手の海外FX業者では、日本居住者が受け入れられない地域のグループ会社でFCA(英国金融行動監視機構)など世界的に厳格な金融ライセンスも取得していると極めて安全性の高いことが評価できます。

顧客資金の分別管理・信託保全

海外FX業者へ預け入れた自己資金が安全に保管されているか、顧客資金の管理体制も安全性を評価する上で重要な要素です。

具体的には、分別管理もしくは信託保全のいずれかの管理体制を採用しているかを確認しましょう。

  • 分別管理:顧客資金を自社の運営資金とは明確に分けて管理する仕組み。自社が倒産した場合でも、顧客の資金は安全が確保される。
  • 信託保全:顧客資金を信託銀行に預けて管理する仕組み。自社が倒産した場合に顧客資金が優先的に返還される形で安全が確保される。

日本の国内FX業者では信託保全が多く、海外FX業者では規制の違いから分別管理を採用するケースが多い傾向があります。

いずれも自社と顧客資金が独立して管理されているため、トレード資金を勝手に使われた、倒産して債権回収に充てられたといったトラブルを避けられる安全な資金管理体制です。

ゼロカットを採用している

海外FXを使うなら、ゼロカットの有無についてはしっかり確認しておきたい要素です。

ゼロカットとは、FXの口座にある金額以上に損失が発生しない、海外FXならではの顧客保護制度になります。

例えばゼロカットを採用できない日本のFX業者だと、相場の急変動によって損失が口座残高を上回ると、不足分を追証としてFX業者に支払うことになります。

一方で、ゼロカットを採用すると、マイナス分はFX業者が補填するゼロカットが適用されるため口座残高を超える損失を負担する必要がありません。

運営会社の規模や実績が十分である

潜在的なリスクとして、倒産する可能性のある規模の小さいFX業者でないかも安全性を判別する上で重要な要素です。

具体的には、優れたFX業者としての受賞歴や顧客数、近年ではスポンサー企業やCSR活動(地域社会への貢献など非営利の活動)といった部分についても海外FX業者の企業規模を評価する要素として注目されています。

気になる海外FX業者が、10年以上の運営実績で、優れた取引条件を提供していると受賞歴があり、拠点を置く国でボランティア活動を行っているなら、社会的に信頼のできる企業として高く評価できるでしょう。

賠償責任保険に加入している

あらゆるトラブルへの対策として、賠償責任保険へ加入する海外FX業者が近年は増えてきました。

FX業者向けの賠償責任保険では、技術的な問題や金融市場で起きうる潜在的なリスクに対して保険が適用されます。

例えば、FX業者の倒産やハッキング被害、取引プラットフォームに致命的なエラーが起きた場合など、賠償責任保険があれば、少なくとも補償額の範囲まで資金の安全性は確保されます。

透明性の高いNDD方式を採用している

海外FXを使うなら、発注方式に透明性の高いNDD方式を採用している業者をおすすめします。

NDD方式とは「ノン・ディーリング・デスク方式」の略で、いわゆるディーラーと言われるFX業者で顧客の取引を管理する者がおらず、ディーリングシステムが取引を管理する仕組みのことです。

NDD方式では機械的に注文が処理される仕組み上、人為的な操作が行われるリスクが低くなります。

紛争解決機関に加盟している

怪しい海外FX業者で取引してしまい、特に理由なく不当に出金が拒否されて泣き寝入りというトラブルを避けるには、紛争解決機関に加盟している業者を選びましょう。

海外FXでは、顧客とFX業者間のトラブルを解決するThe Financial Commission(金融委員会)が紛争解決機関として知られています。

The Financial Commissionでは、顧客とFX業者間でトラブルが起きた際に第三者として公平な判断を行い、FX業者へ処分を下します。

FX業者がその処分に従わなかった場合には、補償金が支払われるため悪質な出金拒否が不安な方は同機関に加盟している海外FX業者を選びましょう。

悪質な出金拒否の噂がない

海外FX業者で絶対に避けたいトラブルは「悪質な出金拒否」です。

本来、出金拒否は利用規約に違反する行為があった場合に取引をキャンセルする形で行われます。

しかし、悪質な海外FX業者では不当な理由で出金拒否を行い最悪の場合は元本も引き出せなくなるリスクもゼロではありません。

海外FX業者を探す際は、悪質な出金拒否に関する噂がないかSNS等で口コミをチェックしておきましょう。

大手の海外FX業者では、利用規約を把握せずに出金拒否となり不当に出金拒否されたと誤情報が出回っている場合もあるため、実際に出金拒否となった理由が確認できる画像も投稿されているか確認することをおすすめします。

海外FXを利用するときの注意点

ここでは、海外FX初心者向けに「海外FXを利用する時の注意点」をご紹介します。

海外FXでは、安全性の高い業者を利用することに加えて私たちトレーダー自身がFXと海外FX業者について正しく理解しておくことも大切です。

あらかじめ海外FXに関する基本的な注意点を押さえておきましょう。

海外FX利用者に違法性はない

海外FX業者を利用して取引を行うこと自体は違法ではありません。

日本の法律には、海外の金融機関の利用者を取り締まる規定が存在しないためです。しかし、海外FX業者が日本の金融庁に未登録である場合、金融庁から警告や注意喚起が出されることがあります。

いわゆる「無登録業者」に対する警告は、日本の金融庁に無登録であることを指し、世界的にも規制の厳しい部類である日本の規制を遵守していないことが警告の主な意図です。

したがって、海外FX業者を選ぶ際は他国の当局へ登録されている金融ライセンスを取得済みの業者を選ぶ必要があります。

海外FX業者側から日本居住者向けに勧誘する行為は違法

海外FX業者が日本居住者に対して直接的な勧誘や営業活動を行うことは、金融商品取引法に違反しています。

なぜなら日本の法律では、国内で金融商品取引業を営むためには、金融庁への登録が必要だからです。

しかし、海外業者は日本の法律適用外であるため、取り締まりが難しいのが現状となっています。そのため、日本居住者向けと自称し、違法な勧誘を行う業者は信頼性に欠けるため利用を避けるべきです。

小まめに利益の出金を行う

海外FX業者を利用する際は、定期的に利益を出金することをおすすめします。大きな金額を一度に出金しようとすると、追加の書類提出や手続きが必要になる場合が多いです。

また、顧客と利益が相反する、いわゆるB-bookFX業者では高額出金によって財務状況が急変するリスクもあります。

資金力のある方におすすめの海外FX業者の使い方は、複数の海外FX業者で口座を開設し、資金を分散させて取引を行うことです。

資金を分散させることで業者側の都合による出金拒否で資金を多く失うリスクに備えつつ、口座残高によるレバレッジ制限を避けられるなど様々なメリットがあります。

元本を失うリスクを理解する

多くの海外FX業者は「ゼロカットシステム」を採用しており、口座残高がマイナスになることは避けられますが、投資した元本自体を失う可能性は国内FXと変わりません。

あらゆる投資・投機では、相場の急変動や自分のトレード戦略が上手く働かない場合に、元本を失うリスクがあります。

海外FX業者を利用する場合でも、想定と違った相場展開で損失を限定する損切りや、許容リスクの範囲での取引など基本のリスク管理は徹底しましょう。

ボーナスやレバレッジの高さだけで選ばない

高額なボーナスや高いレバレッジを提供する海外FX業者は魅力的に見えますが、それだけで業者を選ぶのは危険です。

実際の取引環境が不利であったりする場合や資金繰りに困っていて顧客から資金を集めなければならない状況にある悪質な海外FX業者であるリスクもゼロではありません。

例えば、2023年に決済代行業者による資金持ち逃げを理由に、全ての顧客が資金を引き出せなくなったGEMFOREXの事例では、倒産を発表する前日まで高額な入金ボーナスが実施されていました。

過度なボーナスキャンペーンが明らかに連発している状況では、少なくとも入金を控えるなど、自己防衛が重要です。

なお、当サイトがおすすめするボーナス提供業者については、海外FXの口座開設ボーナスを参考にしてください。

海外FXの安全性・信頼性に関するよくある質問

海外FXと国内FXを比較してどちらが安全ですか?

海外FXと国内FXとでは取引環境が違うため一概にどちらが安全とは言い切れませんが、どちらかと言えば国内FXの方が金融庁による監査が厳しく安全性が高いと言えます。

ただし、海外FXでは優良業者を見極めることでゼロカットシステムの制度を活用することができるため借金リスクを回避できるなどの安全性もあります。

海外FXで出金拒否された場合の対処法はありますか?

海外FXは日本国内の法律が適用されません。そのため、出金拒否されてしまった場合には一度運営に問い合わせを行いそれでも対応されないようであれば、専門の弁護士などに相談するようにしましょう。

海外FXは日本語対応・日本人サポートはありますか?

海外FX業者にもよりますが、日本語対応・日本人サポートの業者は複数あります。一方で、一見日本語対応しているように見えても意味が通らない機械翻訳を用いている業者もあるため口座開設時にはきちんと公式HPを確認するようにしましょう。

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