海外の仮想通貨取引所は、取り扱い通貨数が豊富で最大レバレッジも高いため国内取引所しか利用したことが無い方には是非おすすめしたい取引所です。
一見すると、金融庁に登録していないため危険でデメリットの多いように思われがちですが本ページを最後まで目を通すことでその認識を一新することができます。
本ページでは、海外取引所と国内取引所の違いや海外取引所を利用するメリットなどを分かりやすく解説していきます。
海外仮想通貨取引所とは
海外仮想通貨取引所は、日本国外に拠点を構えた金融庁に認可されていない取引所のことです。
日本に金融庁の認可を受けないことで、取り扱い通貨を豊富に取り揃えることや最大レバレッジを自由に設定し投資家にサービスを提供することが可能となっています。
また、海外仮想通貨取引所にはCEX（中央集権型取引所）とDEX（分散型取引所）の2種類が存在し運営形態が大きく異なっています。
それぞれの違いは以下の通りです。
| CEX（中央集権型取引所） | DEX（分散型取引所） | |
| 資金管理 | 運営が主体になって行う | ユーザーが主体になって行う |
| 流動性 | 高い | CEXに比べると低い |
| 本人確認 | 基本的に必要 | 不要 |
| 参入障壁 | 簡単 | 初心者には難しい |
CEXは資産を取引所が管理するため、不正に流用されていないか不安を感じることがあるかもしれませんが基本的には資産を分別管理しているか否かを、ブロックチェーン上の「proof of reserve」で確認することができるため問題はありません。
一方で、DEXは個々人で資金を管理する必要があるためMetaMask（メタマスク）などがハッキングされないよう十分に注意を払う必要がでてきてしまいます。また、CEXのように通貨の上場審査はないためハニーポット（購入はできるが売れない通貨）や詐欺的な仮想通貨に引っかかるリスクがあります。
そのため、リスクを犯さずに安全に取引したいのであればCEXを利用することをおすすめします。
海外仮想通貨取引所を利用するメリット
海外仮想通貨取引所を利用するメリットは6つです。
- 取り扱い通貨数が豊富
- 取引手数料が安い（スプレッドが狭い）
- ハイレバレッジで仮想通貨FXができる
- ゼロカットシステムが採用されているため追証（借金）にならない
- 流動性（取引高）がある
- ボーナスキャンペーンが豪華
取り扱い通貨数が豊富
海外仮想通貨取引所は、国内取引所よりも取り扱い通貨数が多くなっています。
これは、海外取引所が国内取引所のように日本に金融庁に登録していないために改正資金決済法のホワイトリストの影響を受けないためです。
例えば、国内取引所で最も取り扱通貨数が多いbitbankでは38銘柄であるのに対し海外取引所大手のBybitでは600を超える銘柄を取引することが可能となっています。
国内取引所に人気な仮想通貨銘柄が上場する頃には、旬を過ぎていたり価格が上がりすぎてしまっていることも多いため、トレンドを抑えた銘柄を取引したいのであれば取り扱い通貨数が多い海外取引所の口座は必須と言えます。
取引手数料が安い（スプレッドが狭い）
海外仮想通貨取引所は、国内取引所よりも取引手数料が安く設定されています。
国内取引所では、取引所が仕入れた仮想通貨をユーザーに対して売る「販売所形式」が多く採用されています。
この形式では取引手数料自体は無料ですが、実際にはスプレッドと呼ばれる買値と売値の差額を大きくすることで実質的な手数料となっています。
一方、海外取引所では取引所に登録しているユーザー同士が売買を行う「板取引形式」が採用されています。
この形式では取引としての場を取引所が提供しているだけであるため、取引手数料を格段に抑えることが可能となっています。
ハイレバレッジで仮想通貨FXができる
海外仮想通貨取引所は、アルトコインでも最大5〜70倍・ビットコインであれば最大500倍で仮想通貨FXをすることができます。
国内取引所では、金融商品取引法改正に伴って仮想通貨の最大レバレッジは2倍までに制限がされています。また、ビットコイン以外のレバレッジ取引を提供している国内取引所は無いため収益機会を大きく毀損している状態です。
例えば100万円相当のポジションを持つとした場合、国内取引所では最低50万円の証拠金を用意する必要がありますが、海外取引所であれば最低200円で事足りてしまいます。
必要証拠金が低くなることで資金効率を高めることができるほか、取引リスクを最小限まで抑えることが可能となります。
ゼロカットシステムが採用されているため追証（借金）にならない
海外仮想通貨取引所は、預け入れ証拠金以上の損失が発生してしまった場合であってもゼロカットシステムが採用されているため追証の心配はありません。
追証とは、レバレッジ取引で一定の損失が発生した場合に追加で証拠金を入金しなくてはいけない制度のことです。
一方、国内取引所では法律により顧客の損失を補填することが禁止されているため追証が発生してしまいます。
流動性（取引高）がある
海外仮想通貨取引所は、世界規模で運営がなされているためアクティブユーザー数が多く流動性が優れています。
流動性が優れていることで、売買する仮想通貨を適正レートで購入・売却することが容易となります。
ただし、海外取引所によってはそもそもユーザーが少なかったり、流動性の水増し（ウォッシュトレード）が行われていることもあるので取引に利用する場合には精査するようにしましょう。
ボーナスキャンペーンが豪華
海外仮想通貨取引所は、口座開設や入金で受け取ることができるボーナスキャンペーンが豪華な傾向にあります。
ボーナスが豪華すぎると怪しく感じてしまうかもしれませんが、国内取引所がテレビCMなどに広告予算を投じているのに対し海外取引所はユーザーに還元することで口コミなどの宣伝効果を狙っています。
最新のおすすめキャンペーン情報を知りたい方は、仮想通貨FX（海外FX）の口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーンを参考にしてください。
海外仮想通貨取引所を利用するデメリット・注意点
- 金融庁の認可を受けていない
- 日本円での入金・出金に対応していない取引所がある
- 信頼性に掛ける銘柄もある
金融庁の認可を受けていない
海外仮想通貨取引所は、日本の金融庁の認可を受けていません。
通常、日本国内のユーザーに対し仮想通貨取引のサービスを提供するためには金融庁の認可を受けて営業を行う必要があります。
そのため、日本国内向けにサービスを提供しているBybitやBitgetは金融庁から「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」の警告を受けている状態です。
ただし、認可を受けていない海外取引所であっても日本人が利用することに関して法律的な制約はありません。
実際に取引を始める時には、信頼に足る取引所であるかきちんと確認したうえで利用するようにしましょう。
日本円での入金・出金に対応していない取引所がある
海外仮想通貨取引所は、基本的に日本円での入金や出金には対応していないところが殆どです。
また、日本円建ての取引ペアは用意されていないためドル建てやユーロ建てで取引を行う必要があります。
なお、仮想通貨取引に対応した海外FX業者であれば基本的に収納代行サービスを採用しているため振込だけで日本円の入金・出金が可能となっています。
信頼性に欠ける銘柄もある
海外仮想通貨取引所は、仮想通貨銘柄の取り扱い数が豊富であることから信頼性に欠けるものが紛れ込んでいることがあります。
取り扱いが開始される前段階で、所定の審査は行われていますが数が多い分プロジェクトが道半ばで頓挫し価値が落ちてしまう仮想通貨の割合も増えてきてしまいます。
そのため、新たな仮想通貨の購入を検討している場合には自分自身でもプロジェクトの内容や開発者について調べたうえで購入することをおすすめします。
海外取引所と国内取引所の違い
海外取引所と国内取引所には、次のような違いがあります。
| 海外取引所 | 国内取引所 | |
| 取り扱い通貨数 | 多い | 少ない |
| 最大レバレッジ | 最大500倍 | 最大2倍 |
| 追証 | 無 | 有 |
| 取引手数料 | 安い | 高い |
| 日本円での入出金 | 一部対応 | 対応 |
| 日本語対応 | 一部対応 | 対応 |
海外仮想通貨取引所は、取り扱い通貨数が豊富さやハイレバレッジかつ追証なしの制度を取り入れているため初心者の方からプロまで幅広い層に適しています。
特に、取り扱い通貨数が豊富であることから国内取引所で取り扱いが開始されるよりも前に仕込むことができるため選定力次第では大きな利益を狙うことが可能です。
また、国内取引所ではスプレッドが数十％と非常に高く利益を上げることが難しい構造になっていますが海外取引所であれば最大でも0.1％と大幅にコストダウンすることができます。
日本人向けおすすめな海外仮想通貨取引所
海外仮想通貨取引所は数百と存在しますが、その中でも特に日本人におすすめな取引所は次の3つです。
- Bybit
- Bitget
- MEXC
Bybit
Bybitは、全世界に5,500万人のユーザーを抱えており海外取引所の中で最も日本人ユーザー数が多くなっています。
最大レバレッジ125倍まで設定することが可能で、400種類を超える銘柄を取引することができます。
デリバティブ取引（仮想通貨FX）の分野においてBinanceに次いで世界2位となっていましたが、最近では現物取引の分野でも世界2位になったことが第三者調査機関によって発表されました。
海外取引所の口座をまだ一度も開設したことがない方にこそ、まずはBybitを強くおすすめします。
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Bitget
Bitgetは、サッカーの伝説的なプレイヤーであるメッシと提携している海外取引所です。
日本での知名度はそこまで高くありませんが、2024年3月には仮想通貨FXのビットコイン取引量でBybitを抜いて世界2位にまで躍進を果たしています。
他の取引所ではリスク制限がかけられていることからハイレバレッジ取引がでないミームコインでも最大レバレッジ70倍まで設定することが可能で、少ない資金からでもチャンスのある取引所となっています。
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MEXC
MEXCは、現物取引手数料が無料の海外取引所です。
現物取引の取り扱い通貨数は2,000種類を超えており、レバレッジ取引では最大200倍まで設定することができます。
最新の仮想通貨をいち早く上場させることに定評があり、芝犬コインやぺぺコインのようなミームコインを上場時に購入していれば最大1万倍もの価値になっています。
なお、当サイトとのタイアップ企画として期間限定で1,105USDTの口座開設ボーナスと取引手数料10％割引の特典を受け取ることができるキャンペーンを実施中です！
よくある質問
【まとめ】海外取引所は有効活用次第でメリットがたくさん
本ページでは、海外取引所のおすすめできる理由としてメリット・デメリットを解説しました。
日本人向けの海外取引所としては、日本語対応に優れているBybitやZoomexが初心者からプロにまでおすすめです。
なお、一部出金ができなかったりとロマンス詐欺用に側だけ作られた悪質な海外取引所も少なからずあるためお金をいれる際にはきちんとURLなどをGoogleで検索し確認するようにしてください。
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