MT4に対応している海外FX業者は多いですが、MT5はリリースから間もないことからすべての業者が対応していないためどこを利用するべきか悩んでいる方もいるはずです。
そこで当ページでは、MT5で仮想通貨FX(ビットコインFX)ができるおすすめの海外FX業者の紹介から、MT5での仮想通貨FXのやり方や使い方、メリットなどを解説していきます。
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MT5対応の仮想通貨FX業者一覧
MT5に対応した仮想通貨FX業者は複数存在しますが、その中でも取引環境やボーナスの優れた取引所のみ厳選してリストアップしました。
それぞれの海外FX業者の詳細は、MT5が使えるおすすめ仮想通貨FX業者の項目にて順に紹介しています。
MT5で仮想通貨FX取引するメリット
- チャート内にミニチャートを表示できる
- チャートを独立表示できるドッキング解除機能がある
- 標準搭載のインジケーターが豊富
- 一括決済機能がある
チャート内にミニチャートを表示できる
MT5では、チャート内に別の時間軸のチャートを表示することができるミニチャート機能が採用されています。
表示させることができるミニチャートの数に制限はないので、例えばメインを1時間足にして30分足と4時間足を見にチャートとして表示させることも可能です。
「挿入」>「オブジェクト」>「グラフィック」>「チャート」を選択し、ミニチャートを表示させたい箇所でクリックします
なお、ミニチャート表示機能はスマホアプリ版には対応しておらずパソコン版限定機能となっているため注意が必要です。
チャートを独立表示できるドッキング解除機能がある
MT5では、チャート画面を独立して表示させることができるドッキング解除機能が採用されています。
MT4でもチャートを分割することで複数表示させることが可能でしたが、アプリケーション内の枠に留まってしまうため配置に制限がありました。
ですが、ドッキング解除機能では枠外にチャートを表示することができるためブラウザなどを開いている状態でも見やすい箇所へ配置することが可能となっています。
チャート画面上で右クリック>「ドッキング」を選択
なお、チャートのドッキング解除機能はスマホアプリ版には対応しておらずパソコン版限定機能となっているため注意が必要です。
標準搭載のインジケーターが豊富
MT5では標準搭載されているインジケーターが豊富で、5種類のカテゴリから100種類を超えるインジケーターを設定することができます。
- トレンド系
- オシレーター系
- ボリューム系
- ビル・ウィリアムズ系
- カスタム
サードパーティで提供されているものも含めると圧倒的にMT4の方が対応インジケーター数は多いですが、標準搭載分については遜色ない水準となっており基本的なトレードスタイルであれば十分と言えます。
一括決済機能がある
MT5ではスマホアプリ版であっても一括決済機能が採用されています。
MT4でもパソコン版やブラウザ版であれば一括決済が可能となっていますが、スマホアプリには利用することができません。
段階的にポジションを保有するピラミッティング手法や、滑りを軽減するために小ロットで注文する手法を用いている方にとっては注目の機能となっています。
MT5が使えるおすすめ仮想通貨FX業者
MT5が使えるおすすめの仮想通貨FX(ビットコイFX)対応業者は次の通りです。
- Bybit
- VantageTrading
- FXGT
- Exness
- XMTrading
- XS.com
Bybit
仮想通貨ペア取り扱い数 | 100 |
最大レバレッジ | 500倍 |
ゼロカットシステム | 対応 |
対応プラットフォーム | MT5/独自モバイルアプリ |
スキャルピング可否 | 可 |
BTCUSD平均スプレッド | 0USD |
保有ライセンス | CySEC(キプロス証券取引委員会) AFSA(アスタナ金融サービス庁) VARA(暗号資産規制機関) |
Bybitは、仮想通貨専門の海外取引所でしたが2024年8月6日よりMT5を新たに導入し為替やコモディティの取引にも対応しました。
ほかの海外FX業者との大きな違いは、仮想通貨ペアにおいては自社の流動性に直接MT5の注文を流すことができるため平均スプレッド0USDといった驚異的な取引環境を実現しています。
MT5開設方法や取り扱い通貨ペアについては、Bybit(バイビット)MT5を参考にしてみてください。
VantageTrading
仮想通貨ペア取り扱い数 | 50 |
最大レバレッジ | 333倍 |
ゼロカットシステム | 対応 |
対応プラットフォーム | MT4/MT5/独自モバイルアプリ |
スキャルピング可否 | 可 |
BTCUSD平均スプレッド | 5USD |
保有ライセンス | ASIC(オーストラリア証券投資委員会) VFSC(バヌアツ金融サービス委員会) FCA(英国金融行為規制機構) CIMA(ケイマン諸島金融庁) FSCA(南アフリカ金融業界行為監督機構) |
VantageTradingは、2020年に日本市場に参入したものの同年12月に撤退したVantageFXに関連した海外FX業者となっています。
仮想通貨銘柄の最大レバレッジは333倍とそこまで高くはありませんが、BTCUSDの平均スプレッドは5USDと業界最狭の水準を実現しておりMT5で取引するのであれば是非とも口座開設しておきたい業者となっています。
また、1.5万円の口座開設ボーナスと最大150万円の入金ボーナスが用意されているため運用資金が少ない方でも大きな利益を狙うことが可能となっています。
仮想通貨の取り扱い通貨ペアや取引方法は、Vantage Tradingの仮想通貨FX(ビットコインFX)まとめを参考してみてください。
FXGT
仮想通貨ペア取り扱い数 | 40 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ゼロカットシステム | 対応 |
対応プラットフォーム | MT4/MT5 |
スキャルピング可否 | 可 |
BTCUSD平均スプレッド | 21USD |
保有ライセンス | FSA(セーシェル金融サービス庁) |
FXGTは2019年にサービスを開始した海外FX業者ですが、仮想通貨FXに特化したCryptoGTと姉妹サービスであるため仮想通貨を取引したい人にも人気です。
FX取引と仮想通貨取引のハイブリッド取引所としてリリースされた経緯もあり、コモディティと仮想通貨を組み合わせたシンセティックペアと呼ばれるFXGT独自の通貨ペアを取引することもできます。
口座タイプは5種類用意されていますが、ボーナスの豊富さや仮想通貨以外も取引したい場合には「Standard+」、仮想のみ取引する場合には「CryptoMax」がおすすめとなっています。
仮想通貨の取り扱い通貨ペアや取引方法は、FXGTの仮想通貨FX(ビットコインFX)まとめを参考してみてください。
Exness(エクスネス)
仮想通貨ペア取り扱い数 | 35種類 |
最大レバレッジ | 400倍 |
ゼロカットシステム | 対応 |
対応プラットフォーム | MT4/MT5 |
スキャルピング可否 | 可 |
BTCUSD平均スプレッド | 12.3USD |
保有ライセンス | FCA(英国金融行為規制機構) FSA(セーシェル金融サービス庁) FSCA(南アフリカ金融業界行為監督機構) |
Exnessは、日本ではまだ知名度が低いですが世界で最も取引高の多い海外FX業者です。
1日あたりの取引高は$198bnにも上り、2位のIC Marketと比較するとその差は凡そ3.6倍と圧倒的な差をつけています。
ロスカット水準が0%に設定されているため、最大レバレッジを有効活用しダイナミックな仮想通貨FXをすることが可能となっています。
XMTrading
仮想通貨ペア取り扱い数 | 58種類 |
最大レバレッジ | 500倍 |
ゼロカットシステム | 対応 |
対応プラットフォーム | MT4/MT5 |
スキャルピング可否 | 可 |
BTCUSD平均スプレッド | 41.2USD |
保有ライセンス | ASIC(オーストラリア証券投資委員会) CySEC(キプロス証券取引委員会) FCA(英国金融行為規制機構) FSA(セーシェル金融サービス庁) FSC(モーリシャス金融庁) |
XMTradingは、海外FXで最も有名な業者ですが仮想通貨FXにも対応しています。
一度、仮想通貨FXの取り扱いが廃止された過去がありますが2022年5月には再び取り扱いが開始され取引可能な通貨ペア数も58種類まで広げられています。
保有金融ライセンスは5つですが、日本人向けに提供されているサービスではセーシェル金融庁(FSA)が適用されておりそれ以外のライセンスは関連グループが保有しているものになります。
口座タイプは4種類用意されていますが、「ゼロ口座」では仮想通貨取引に対応していないため注意が必要です。
なお、仮想通貨FXのみするのであれば「KIWAMI極口座」が最も取引コストが安価でおすすめとなっています。
XS.com
仮想通貨ペア取り扱い数 | 8 |
最大レバレッジ | 500倍 |
ゼロカットシステム | 対応 |
対応プラットフォーム | MT4/MT5 |
スキャルピング可否 | 可 |
BTCUSD平均スプレッド | 5.1USD |
保有ライセンス | ASIC(オーストラリア証券投資委員会) CySEC(キプロス証券取引委員会) FSA(セーシェル金融サービス庁) |
XS.comは、2024年に日本市場に参入した新興海外FX業者ですがExnessの元中東代表がCEOを務めており今後に期待できる取引所となっています。
取り扱い通貨数は種類と少なめですが、BTCUSDの平均スプレッドが5.1USDと他海外FX業者とは比較にならない低スプレッドを実現しています。
また、顧客資産の保護を目的とした保険契約をロイズ・オブ・ロンドンと締結しており1人あたり最大500万ドルまで保証される環境を整えているので万が一XS.comが破産してしまった場合であっても安心して入金することができます。
なお、当サイトからの口座開設者限定で取引手数料の40%を自動キャッシュバックする特典付きとなっています!(セント・エリート口座以外の全ての口座タイプが対象となります)
MT5を使った仮想通貨FXのやり方・チャートの表示方法
仮想通貨FXをMT5で始めるための手順は次のとおりです。
- 仮想通貨FXでMT5に対応した業者の口座を開設
- MT5口座を開設
- 証拠金を入金
- MT5口座で取引を開始
仮想通貨FXのやり方
本ページではFXGTを例に口座開設手順からMT5口座開設手順を解説していきます。
まずは、FXGTの公式サイトにアクセスし氏名やメールアドレスを入力し手続きを進めます。
ログイン後は「ライブ口座」をクリックし、プラットフォームは「MT5」、口座タイプを選択していきます。
その後、証拠金として利用したい通貨をBTCやETH、日本円から選択しましょう。既にUSDTを保有している場合にはUSDTがおすすめです。
最後に適用したい最大レバレッジを選択すれば、FXGTの口座開設は完了です。
口座開設時の注意点などは、FXGTの口座開設・登録方法と本人確認手順を参考にしてください。
チャートの表示方法
パソコン版MT5で仮想通貨のチャートを表示させるためには、「ファイル」>「新規チャート」から取引したい通貨ペアを選択します。
スマホアプリ版MT5では、既に一覧に表示されている場合には通貨ペアをクリック>「チャート」を選択することで表示することが可能です。
取引したい仮想通貨が表示されていない場合には「検索するシンボルを入力」に通貨ペアを入力し選択することで表示させることができます。
MT5とMT4の違い
MT5とMT4の違いは次のとおりです。
プラットフォーム | MT4 | MT5 |
動作速度 | 遅い | 早い |
インジケーター | 多い | 少ない |
対応EA | 多い | 少ない |
注文の種類 | 3種類 | 4種類 |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
オブジェクトのグラフ化 | 31種類 | 46種類 |
気配値 | 6 | 49 |
板情報 | なし | あり |
指標カレンダー | なし | あり |
プログラミング言語 | MQL4 | MQL5 |
対応取引所 | 多い | 少ない |
この比較図の中でも、特筆すべき違いを4つピックアップし解説していきます。
動作速度や性能
MT5は動作速度や性能においてMT4よりも優れています。
構築されているプログラミング言語が最新のものであることはもちろんのこと、MT4では32bitであるのに対してMT5では64bitであるため情報処理能力が高く必然的に処理速度も早くなっています。
それに伴い、複数チャートを表示した場合にはMT4ではパソコンが重くなりがちでしたがMT5ではそのような問題が解決されています。
また、スキャルピングする方にとっては処理能力が高くなったMT5を利用することで約定の遅延を解消することにも繋がります。
スキャルピングについて詳しく知りたい場合は、仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングを参考にしてみてください。
インジケーターや自動売買(EA)対応数
インジケーターや自動売買(EA)の種類は、サービス提供期間の長さからMT4の方が豊富となっています。
MT5は導入コストやライセンス取得の何度が上がっていることから対応しているFX業者がそれほど多くないことも影響しています。
ですが、大手FX業者ではMT4の開発停止の可能性を考慮し順次MT5の導入が推し進められていることから普及していくことは間違いありません。
各社出揃ったタイミングでインジケーターや自動売買の開発も急速に行われるため、今後に期待したいところです。
どうしてもMT4にしかないインジケーターを利用したい場合には、MT5向けに独自開発するかMT4を利用するようにしましょう。
仮想通貨FXができるMT4については、仮想通貨(ビットコイン)でMT4が使える海外仮想通貨取引所を参考にしてください。
時間足の対応数
MT4では9種類の時間足しか対応していないのに対し、MT5では21種類と豊富に用意されています。
時間足の対応数が豊富であれば、分析や取引の幅を広げることが可能となり収益機会も増えてきます。
TradingView(トレーディングビュー)でも各時間足の値動きを細かく確認することはできますが、一部時間足は有料となってくるため費用をかけずに利用したい場合もMT5はおすすめとなっています。
オブジェクトのグラフ化
MT5ではMT4よりも15種類も多い46種類の描画オブジェクトを利用することができます。
矢印線やエリオット波動の推進波や修正波、買い・売りサインなど多種多様な描画オブジェクトを利用することができるため取引画面で直接分析したい人に適しています。
MT5の仮想通貨FX取引に関するよくある質問
MT5でBTC(ビットコイン)が出てこないのは何故ですか?
MT5でBTCが表示されない場合、パソコンでは「ファイル」>「新規チャート」から追加することができます。また、スマホアプリでは「検索するシンボルを入力」を選択することで検索し追加することができます。
MT5での仮想通貨FXは土日祝日でも取引することができますか?
MT5で仮想通貨FXは土日祝日関係なく取引することができます。ただし、TitanFXなど一部海外FX業者では平日のみの取引に制限されている場合もあるため口座開設前に確認しておくことを推奨します。
MT5で仮想通貨FXができる国内取引所はありますか?
2024年11月現在、MT5で仮想通貨FXができる国内取引所はありません。
まとめ
MT5で仮想通貨FXができるおすすめ海外FX業者、MT5での仮想通貨FXのやり方や始め方などを解説しました。
MT4の最新版としてリリースされたMT5は処理能力が格段にアップし、パソコンへの不可を最小限に減らした設計であるためストレスフリーな取引環境を実現しています。
取引コストを考慮するのであればXS.com、ボーナスを活用したいのであればXM、初心者の方であればXMTradingを試してみることをおすすめします。
なお、当サイト経由の口座開設限定で各海外FX業者に特典が用意されており総取りした場合には3万円を超えるボーナスをノーリスクで受け取ることができます。
ぜひ、この機会にMT5で仮想通貨FXを始めてみてはいかがでしょうか。
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