Bybit(バイビット)の口座開設を検討しているものの、海外取引所であることや金融庁からの警告が理由で日本人の利用を禁止していないか疑問や不安を感じている方も多いと思います。
特に国内取引所しか利用したことがない場合はデメリットばかり考えてしまいますが、初めての方にこそBybitが最も適した環境であると断言できます。
当ページでは、Bybitの日本人利用が禁止・違法ではない理由を法的観点から解説するとともに日本人がBybitを利用するメリットを解説しています。
Bybit(バイビット)は日本人の利用を禁止していない
業者名 | 代表者 | 所在地 | 内容 |
Bybit Fintech Limited | Ben Zhou | Macdonald House 40A Orchard Road, Singapore | インターネットを通じて、日本居住者を相手方として 暗号資産交換業を行っていたもの |
結論から言うと、Bybitが日本人の利用を禁止している事実はないです。
現にBybitでは公式サイトの日本語表示や日本語でのカスタマーサポート、日本円でのP2Pの流動性提供を行っており、他の海外仮想通貨取引所と比較しても日本人ファーストな設計となっています。
日本人が禁止されているのでは?といった話題が囁かれる一番の理由としては金融庁から2021年5月と2023年3月の計2回受けている「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」の警告が起因してます。
同警告についてはBybit以外の海外仮想通貨取引所にも行われている内容となっていて、そもそもユーザーとして利用する私達に対しては一切の拘束力がありません。
Bybit(バイビット)が日本人を禁止・撤退する可能性は無し
2024年11月現在、Bybitの担当者によると日本人の利用を禁止したり、日本市場から撤退する予定は無いとのことでした。
これまでにも、Binanceが金融庁から警告を受け一時的に日本語対応を取りやめたことがありましたがサービス提供は継続的されていました。日本語対応についても数カ月後にはサイレント復活されています。
2022年11月には、Binanceが日本の仮想通貨取引所サクラエクスチェンジビットコインを買収したことから再び日本語対応の取りやめ、新規口座開設の停止措置を行っていますがライセンス取得のためであり警告が理由ではありません。
2023年3月に再度行われた警告ではBinanceに対しては行われず、初の警告としてBitgetとMEXC、複数回目の警告としてBitforexの3社がリストされています。
Bybit(バイビット)がやばいと噂される理由
X(旧Twitter)やGoogleサジェストでは、「Bybit やばい」といったワードが散見されますが実際にはどうなのでしょうか。
2024年現在、Bybitがやばいとされている理由は下記4つが要因であると考えられます。
- 金融庁から警告を受けている
- カナダ規制当局・フランス金融市場庁から警告を受けている
- 偽サイトが存在している
- 非公式アカウントが著名人の写真を無断使用していた
それぞれ順に見ていきましょう。
Bybit(バイビット)がやばい理由 | 金融庁から警告を受けている
冒頭でも紹介しましたが、Bybitは金融庁より「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」と警告を受けています。
これは日本国内に居住するユーザーに対して暗号資産交換業を行っていたことに対しての警告となっており、Binanceなども金融庁から警告を受けていますがいづれも日本人が利用してはいけないといった内容ではないため一ユーザーの方は現状は気にする必要はないと言えるでしょう。
ただ、この警告の意図を理解できず「日本人向けのサービスを終了してしまうのでは」、「日本人がBybitを利用することは違法だ」といった誤った情報が伝播してしまいやばいと言われるようになってしまったと考えられます。
Bybit(バイビット)がやばい理由 | カナダ規制当局・フランス金融市場庁から警告を受けている
Bybitはカナダ規制当局のオンタリオ州証券委員会(OSC)より証券法違反と未登録の暗号資産取引プラットフォームの運営を行ったとして警告を受けています。
ですが、2022年6月には約250万カナダドルの和解金を支払いを行ったとともにオンタリオ州居住者に対してサービスの提供・プロモーション活動を行わないとし和解が成立してます。
また2024年5月16日にはフランス金融市場庁(AMF)より警告が発令され5月20日以降、ブラックリストに登録されることを公表しています。
その他、Bybitは中国やイギリス、韓国、南アフリカからも警告を受けていますが訴訟には発展しておらず、これらの国や地域においては一部サービスの提供を停止している場合があります。
Bybit(バイビット)がやばい理由 | 偽サイトが存在している
Bybitに限らずではありますが、リスティング広告やマッチングアプリでのロマンス詐欺で公式を謳った偽サイトに誘導されてしまっているケースが確認されています。
GoogleリスティングにBybitの偽サイトが出稿されてるので注意を👼 pic.twitter.com/kvF3KM8HVR
— ガジェ👼 $BTC @ Bybit (@uragadget_net) December 6, 2021
取引経緯:知り合った自称シンガポール人にbybitの短期取引用プラットフォームだと騙されて入金→言われた通りに取引し、数回成果を出す→ 出金のやり方を確認した時は出金が可能だったので増資→後にいざ自分で出金を試みるもエラーになってできず→
— このロゴにピンときたら@仮想通貨取引詐欺に気付いて (@TOqWa4rrK7W2whB) February 7, 2021
これらに騙されたユーザーがフィッシング詐欺にあいログイン情報を抜かれてしまったり、資金を引き出すことができなくなったことで公式が行ったものと誤認し風評被害を被っています。
ロゴやデザインがそのまま流用されてしまっていることから、初心者の方には判別がつきにくいため必ずブラウザのアドレスバーに記載されているドメインが「bybit.com」になっていることを確認する必要があります。
Bybit(バイビット)がやばい理由 | 非公式アカウントが著名人の写真を無断使用していた
Bybitを語る非公式アカウントが、YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)氏やお笑い芸人の松本人志氏の写真を無断使用しアフィリエイト活動を行っていました。
この件に対し、HIKAKIN氏が無断使用に対する警告の動画をアップロードしたことで一部の視聴者から「著名人の写真を無断使用しているBybitというやばい企業がある」と言った形で話が広まってしまいました。
なお、同氏は「あくまでも一個人が勝手に行っているものであると考えられ、Bybit自身が行っているものではない」とフォローを入れています。
Bybit(バイビット)を日本人が利用しても違法性はなし
こちらも結論から言うと、Bybitを日本人が利用することに違法性は全くありません。
金融庁の警告を受けているため、一見すると違法性があるように感じられますが今回指摘されている議題として「資金決済に関する法律第63条の2の規定に違反」と記載されています。
該当の法令に関する記述は下記の通りです。
登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。ここで言う「勧誘に類する行為」とは、「新聞、雑誌、テレビジョン及びラジオ並びにこれらに類するものによる有価証券に対する投資に関する広告、有価証券に対する投資に関する説明会の開催、口頭、文書又は電話その他の通信手段による有価証券に対する投資に関する情報提供」等が含まれます。
参照:金融庁公式サイト
この法令からはBybitを始めとした金融庁に認可を受けていない海外の金融取引所が日本国内居住者に対し営業活動をすることは違法であることが読み取れます。
それに対し、国内居住者がインターネットなどを通じて個人の意思で口座開設及び利用することはできることも確認できることから法的観点からも違法性はなく何ら問題ありません。
なお、金融庁が無登録業者に対して警告を発している理由として国の管轄外であることから、万が一トラブルが発生した場合であっても介入権限がなく自己責任となってしまうことがあるためです。
Bybit(バイビット)が金融庁のライセンスを取得する可能性
Bybitが国内の仮想通貨取引所を買収し金融庁のライセンスを取得する可能性は限りなく低いと考えられます。
現にコインベースやクラーケンなど世界的規模の海外仮想通貨取引所が日本に参入してきましたが、取引商品における自由度の低さから爪痕を残すこともなく撤退しています。
海外取引所 | 日本進出取引所 | ステータス |
Kraken | Kraken Japan | 2023年1月撤退 |
Coinbase Global | Coinbase | 2023年2月撤退 |
FTX Global | FTX Japan | 破産 |
Binance | Binance Japan | 2023年8月参入 |
Gate.io | Gate.io Japan | 2024年8月参入発表 |
国内の仮想通貨取引所は世界最高レベルの基準で資産が守られている一方、レバレッジ規制や取扱通貨における審査の遅さが足かせになっていることは言うまでもありません。
Bybit(バイビット)を日本人が利用するメリット
日本人がBybitを利用するメリットとしては主に以下の5つです。
- 最大レバレッジ200倍
- 追証無しのゼロカットシステム採用
- 日本語表示・サポートに対応
- 最大30,000ドル以上の口座開設・入金ボーナス
- 日本円での入金・出金に対応
それぞれの特徴については次で順に解説していきます。
Bybitは最大レバレッジ200倍での取引が可能
Bybitでは、USDT建では最大100倍・USDC建では最大125倍までレバレッジをかけることができます。
また、2024年8月からサービスが開始されたMT5を利用することで最大200倍のレバレッジを設定することが可能となりました。
国内仮想通貨取引所では規制の関係から最大レバレッジは2倍に設定されているため、資金効率を考えるのであればBybitは最適な環境だと言えます。
レバレッジ取引可能銘柄や設定方法については、Bybit(バイビット)レバレッジ取引のやり方を参考にしてください。
追証無しのゼロカットシステム採用
日本国内では法令の関係上、追証無しの制度を導入することができないため相場の急変動により追証(借金)が発生してしまうことが多々あります。
しかしBybitはアラブ首長国連邦に所在を置いている取引所であるため仮に預入金以上の損失が発生した場合であっても、追加の証拠金を要求されることは無く最大損失は預入金に限られます。
Bybitは日本語対応!日本人を雇用した万全のサポート体制
Bybitは日本語に完全対応しています。
また日本人のサポートを雇用しているため、日本語でのチャットサポートやメールサポートにも完全対応しており初めての海外取引所でも安心して利用することができます。
最大30,000ドル以上の口座開設・入金ボーナスキャンペーン
新規口座開設後に規定条件満たすことで、証拠金として利用することができるボーナスを最大30,000ドル以上受取ることができます。
自己資金を投入せず取引所の使いやすさを体験できるので本格参入するかの指標にできますし、利益は全て出金することができるのでトレード原資の一部として活用ができます。
最新のキャンペーン情報は、Bybit(バイビット)のキャンペーンまとめを参考にしてください。
日本円での入金・出金に対応
BybitではP2P取引やクレジットカード決済を利用することで日本円で仮想通貨の購入・入金を行うことができます。
これにより仮想通貨が初めての方でも最短5分程度で取引を開始することが可能となっています。
またP2P取引では仮想通貨を直接日本円に換金し銀行振込やLINEPAYにチャージすることができるので大変便利です。
P2P取引の場合は取引手数料無料、クレジットカード決済の場合には、VISAカードが3.05%・Masterカードが2.70%の手数料が課せられます。
P2P取引やクレジットカードでの入金方法は、Bybit(バイビット)の入金方法を参考にしてください。
Bybit(バイビット)の口座開設・登録方法
Bybitの口座開設はブラウザとアプリから行うことが可能で、本人確認を含めても最短5分程度で完了します。
それぞれの口座開設方法は次のとおりです。
登録ページへ
Bybit公式口座開設ページにアクセスします
必要情報の入力
メールドレス、パスワードを入力し「入会特典をゲット」をクリックします
項目 | 入力内容 |
電話番号/メールアドレス | 電話番号/メールアドレスを入力します |
パスワード | パスワードを入力します |
紹介コード | 「COUPONS」を入力します |
当サイトのリンクからアクセスしている場合には、紹介コードの入力欄が表示されないためそのまま手続きを進めましょう
ロボット対策を検証
ロボット対策の検証が表示されるのでスライドしてパズルを完成させます
メールアドレス認証
登録したメールアドレス宛に認証メールが届くので記載された数字を入力します
口座開設後のセキュリティ設定や口座登録時のエラー対処法などは、Bybit(バイビット)の口座開設・登録方法を参考にしてください。
Bybit(バイビット)の日本人利用に関するよくある質問
Bybit(バイビット)の日本法人はありますか?
Bybitは日本法人を設立していません。
Bybit(バイビット)運営会社はどこの国・地域に所在地を構える会社ですか?
Bybitの運営会社であるBybit Fintech Limitedは以前までシンガポールにありましたが、2023年以降はUAE(アラブ首長国連邦)に拠点を移しています。
なお、日本人向けにサービスを提供しているBybit Globalはセーシェル共和国に拠点を構えているためトラベルルール時の所在地入力はこちらを選択しましょう。
Bybit(バイビット)は口コミや評判でやばい・危険と言われていますが実際はどうですか?
Bybitは危険性がなく、やばい仮想通貨取引所ではありません。登録ユーザー数は4,500万人を超えており、デリバティブ取引高世界2位であることから世界中の人々に利用されている取引所です。
Bybit(バイビット)で日本人が本人確認・KYCを行うことは可能ですか?
Bybitでは日本人の利用を禁止していないため、本人確認(KYC)を行うことが可能です。本人確認で提出した書類は適切に管理されているため流出の心配などもありません。
手順は、Bybit(バイビット)本人確認・KYCを参考にしてください。
Bybit(バイビット)を日本人が利用することでのデメリットはありますか?
Bybitを日本人が利用することでのデメリットは特にありませんが、強いて挙げるのであれば日本円建の取引が対応していないことです。しかし世界的に見ても日本円建での取引高は減少傾向にあるため、有利なレートで取引が可能なドル建を取扱っているBybitは有用性が高いと言えます。
Bybit(バイビット)の安全性や信頼性に問題はありませんか?
Bybitは現物・デリバティブ取引高が世界2位と非常に規模の大きい取引所であり、セキュリティ対策にも高額な予算を投じています。また過去に一度もハッキングで資金や個人情報の流出が起きたことはありません。
Bybitのセキュリティ対策や安全な理由については、Bybit(バイビット)の安全性を参考にしてください。
Bybit(バイビット)で取引時にリスク警告が表示されたのですが安全性に問題はありませんか?
Bybitのリスク警告は、取引内容にイレギュラーな問題をシステムが検知した場合に表示されます。取引内容に不正や不備がないかを確認する必要があるため、表示内容に沿って必要書類の提出などを行いましょう。
提出した書類などはリスク管理チームのみが確認を行い、問題がないことが確認された後は適切に処分されるため安全です。
日本人はBybit(バイビット)を使えなくなりますか?
日本人がBybitを使えなくなる予定は2024年11月現在ありません。最新の情報をBybit担当者より随時収集しているため、万が一使えなくなってしまった場合は当ページにてお知らせします。
【まとめ】Bybit(バイビット)は日本人でも安心して利用できる海外取引所
Bybitの日本人利用が禁止されているのか、違法性があるのかなど詳しく解説しました。
日本の金融庁に登録していないため一見違法性を感じてしまいますが、Bybitを利用することは合法でありセキュリティ面からも安心して利用することができます。
利用するか悩んでいた方の背中を押すことができたならば幸いです。まだ口座開設が完了していない方は、30,000USDT以上のボーナス+取引手数料30%OFFの特典が受け取れる当サイトから是非!
コメント
コメント一覧 (2件)
バイビットから日本国内取引所に出金したい時は、どこの国内取引所が可能でしょうか??提携しているところとしていないところがあるのか、dmm bitcoinには何度も送金失敗してしまいます。
お世話になっております。
国内取引所ではDMMビットコインのみ、Bybitに限らず海外取引所への入出金を禁止しております。
個人的におすすめの国内取引は出金手数料が無料のGMOコインまたは取引手数料の安いbitbankです。