ビットコイン(仮想通貨)はほったらかしでも儲かる?長期保有するメリット・デメリット

ビットコイン(仮想通貨)の投資を始めてみたいものの、ボラティリティ(値動き)が激しいことから参入を見送ってしまっている方も多いのではないでしょうか。

ビットコイン(仮想通貨)はレバレッジを効かせて短期売買で儲けるイメージが強いですが、ほったらかし投資でも充分に儲けることができます

ただし、ほったらかし投資のやり方を間違えてしまったり、注意点を理解しておかないと上手く儲けることができないかもしれません。

そこで本ページでは、ビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資のメリットやデメリットを詳しく解説していきます。

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目次

ビットコイン(仮想通貨)はほったらかしよりも取引した方が儲かる

結論から言うと、ビットコイン(仮想通貨)の投資では、ほったらかし投資でも儲けることができますが取引したほうがより多くの利益を得られる可能性があります

仮想通貨の値動きは他の金融商品と比べても激しいため、レバレッジ取引を有効活用することで大きな利益を上げることができてしまいます。

ただし、レバレッジ取引はロスカットしてしまうと証拠金を全て失ってしまう可能性もあるため仮想通貨の将来性を見据え短期的な利益を狙わないのであればほったらかし投資の方がリスクもなく優れていると言えます。

ビットコインは、2009年にナカモトサトシの論文を元に誕生した際は1円以下の価値しかありませんでしたが、僅か14年後の2024年には1,000万円を超えるまでに急成長を果たしています。

価格変動の歴史を遡ると、紆余曲折こそあるものの長期的な目線で見た場合には右肩上がりといって差し支えないでしょう。

2024年時点では、1,000万前後で推移していることもありこれ以上の上昇幅は限界があると感じてしまうかもしれませんが金(ゴールド)の時価総額14.7兆ドルに並んだとした場合、ビットコインの価格は72万ドル(約1.1億円)まで上昇することを意味します。

この点からも、ビットコインのほったらかし投資にはまだまだ可能性があり、初心者にもおすすめな投資手段であると言えます。

ビットコイン(仮想通貨)をほったらかしにするデメリット

ビットコイン(仮想通貨)をほったらかしにするデメリット
  • 資金効率を下げてしまう
  • 含み損を抱える時期もある
  • 取引所が飛んだり・ハッキングされるリスクがある

資金効率を下げてしまう

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資は、購入したら長期間ガチホする必要があるため他の投資手段に利用することができなくなってしまいます。

特に大きな金額を入れている場合には、余剰資金がなくなり分散させたくなることもあるため投資の初期段階である程度目安を付けておくことをおすすめします。

なお、Bybitなど一部の海外取引所ではビットコインを証拠金にレバレッジ取引をすることも可能ですが資金管理を見誤ってしまうとロスカットされてしまう可能性もあるためリスクを許容できない場合には不向きです。

含み損を抱える時期もある

金融商品の投資全般に言えることですが、ビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資でも含み損を抱える時期がでてくる可能性は十分にあり得ます。

ほったらかし投資では、数年〜数十年スパンでビットコインをガチホする必要があるため短期的な値動きに翻弄されてはいけません。

一度、ほったらかし投資を始めると決めたら取引所からログアウトし価格を確認することは控えることで精神的なゆとりを生み出すことができます。

また、なるべく含み損をださないためにも安いタイミングで購入したり、ドルコスト平均法の要領で分割して購入していくのもおすすめです。

取引所が飛んだり・ハッキングされるリスクがある

仮想通貨取引所の中には、顧客の資産を使い込み財政破綻してしまうことやハッキングされてしまい補填が不可能になる可能性が少なからずあります。

FTXのような取引所が顧客資産を使い込むケースは非常に稀ですが、ハッキングについては国内・海外取引所問わず定期的に発生しているため注意が必要です。

今日では、顧客資産を分別管理している取引所が増えてきており残高状況をブロックチェーンで確認することが可能な海外取引所もあるため資金を置く前に信頼性をきちんと確認しておくことを推奨します。

ビットコイン(仮想通貨)をほったらかしにするメリット

ビットコイン(仮想通貨)をほったらかしにするメリット
  • 少額の投資からでも始められる
  • 短期的な値動きを気にする必要がなくなる
  • 取引手数料を抑えられる

少額の投資からでも始められる

ビットコインは1枚=1BTCからしか購入することができないと思われがちですが、0.0001BTCから購入することが可能です。

1BTCを購入しようとすると1,000万単位の大金が必要となため手を出すことができませんが、0.0001BTCであれば約1,000円(2024年6月時点)と1日のランチ代程度で済んでしまいます。

また、自動積立を設定するこも可能なので少額であっても気づいたら大きな金額になっているかもしれませんよ!

短期的な値動きを気にする必要がなくなる

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資をすることで、短期的な値動きを確認する必要がなくなるためストレスレスな生活を送ることができます。

ビットコインは値動きが激しいため、常に価格をチェックしてしまうと仕事が手につかなくなってしまう方も多いですが長期的な視点で見ることで一時的な下落を楽観視することができます。

取引手数料を抑えられる

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資するということは、1度購入してしまえば追加での購入または売却を行わない限り取引手数料が発生することはありません。

特に国内取引所ではスプレッド(取引手数料)が数十%に設定されていることがザラであるため頻繁に取引する環境としては不適切です。

なお、自動積立を利用する場合もCoincheckやbitFlyerでは取引手数料が高いため、手間ではありますが都度手動で購入するかBybitの自動積立を利用するようにしましょう。

ビットコイン(仮想通貨)をほったらかしにしても儲かる投資手法

ビットコイン(仮想通貨)をほったらかしにしても儲かる投資手法
  • ガチホ(長期投資)
  • 積立投資
  • ステーキング
  • レンディング

ガチホ(長期投資)

ガチホとは、短期売買を行わず長期保有することで「ガチでホールド(保有)する」の略称です。

如何に利益が発生しようと、損失が発生しようが短期的な損益に惑わされることなく保有するといった決意を感じることができますね。

一見、買って放置するだけであれば簡単だと思ってしまいがちですが自己資金を投入している以上額が小さいとしても気にしてしまうのが人間です。

ガチホの意思を高めるには、購入後は取引所のアプリをアンインストールするなどし忘れることが一番です。

積立投資

積立投資とは、定期的に一定額で仮想通貨などの金融商品を買っていく手法のことです。

少額からであっても都度購入をする必要があるため、長期的に見た場合は大きく資産を築くことができます。

また、一度にまとめて購入しないことで平均購入価格を均すことにも繋がるのため少しでも有利な価格帯で購入したい場合にも適しています。

自分で定期的に購入するのはもちろん、取引所によっては予算と購入間隔を指定することで自動的に積立してくれる仕組みもあるため自分にあった手段で始めてみましょう。

ステーキング

ステーキングとは、仮想通貨をブロックチェーンや取引所に預け入れることでネットワークの維持に貢献し、その見返りとして報酬を得る仕組みのことです。

日本の金融機関に定期預金した場合は最大年利0.3%程度ですが、仮想通貨のステーキングでは最大年利10%前後に設定されていることが多く如何に資産運用手段として優れているかが分かります。

また、ステーキングには好きなタイミングで引き出しができる「積立」と一定期間引き出しができない「定期」の2種類が用意されていることがほとんどなので状況に応じて使い分けるようにしましょう。

仮想通貨のステーキングにおすすめな取引所も併せて参考にしてみてください。

レンディング

レンディングとは、仮想通貨を取引所などに貸し出すことで期間や数量に応じて手数料を受け取ることができる仕組みのことです。

貸し出した仮想通貨は、取引所を仲介し現物のマージン取引やレバレッジ取引時に証拠金を担保に他の利用者に又貸しすることで手数料を得ています。

借り手が多いほど供給量が減るため、バブル時には30%前後まで利率が高騰することもあります。

基本的に、取引所がリスク制限を厳格に設定しているため貸倒れすることはありませんが少しでもリスクを減らすためにBybitやBitgetなどの信頼できる取引所を選択するようにしましょう。

ビットコインのほったらかしに適している仮想通貨取引所

ビットコインのほったらかしに適している仮想通貨取引所
  • Bybit
  • MEXC
  • Bitget
  • Coincheck
  • GMOコイン

Bybit

取り扱い通貨数1200種類以上
最大レバレッジ最大125倍
取引手数料メイカー:
テイカー:
ボーナス最大30,000USDT
日本語対応
サポート体制24時間365日

Bybitは、海外取引所で最も日本人ユーザーが多く仮想通貨取引初心者の方にもおすすめとなっています。

2024年6月には、Binance(バイナンス)に次いで2番目に大きな仮想通貨取引所になったことがKaikoが発表したレポートによって明らかになっています。

ドルコスト平均法で設定した仮想通貨を購入する仕組みとして、積立投資BOTが用意されているのでUSDTを用意するだけで簡単にビットコインのほったらかし投資が可能です。

MEXC

取り扱い通貨数2,000種類以上
最大レバレッジ最大200倍
取引手数料メイカー:
テイカー:
ボーナス
日本語対応
サポート体制24時間365日

MEXCは、シンガポールに拠点を構える海外取引所です。

ビットコインを始め他の取引所では取り扱われていない珍しい仮想通貨も多く、2,000種類以上を取引することができます。

現物取引の取引手数料は、メイカー・テイカー共に0%に設定されているため短期売買をしたい方にもおすすめです。

Bitget

取り扱い通貨数700種類以上
最大レバレッジ最大125倍
取引手数料メイカー:
テイカー:
ボーナス最大3,000USDT
日本語対応
サポート体制24時間365日

Bitgetは、世界で4番目に取引高が多い仮想通貨取引所で2023年から2024年にかけて急速な成長を果たしています。

ほったらかし投資に適した、ステーキングやセービングなどの資産運用サービスも多く用意されており通貨によってはBybitよりも優れたAPR(利率)を提供している場合もあります

また、最大レバレッジは125倍まで設定することが可能なため少ない資金から大きな利益を狙うこともできます。

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資の始め方

ここでは、Bybitを例にビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資・ガチホの始め方を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資の手順
  • Bybitの口座を開設をする
  • 本人確認を済ませる
  • 仮想通貨を入金する
  • ステーキングを行う

①Bybitの口座を開設する

まず、Bybitの公式サイトにアクセスし口座開設を行っていきます。

メールアドレスまたは携帯電話番号どちらで口座開設するかを選択し、必要情報を入力したら「入会特典をゲット」をクリックしましょう。

先ほど入力した連絡先に認証URLが届いているのでクリックしたら口座開設は完了です。

②本人確認を済ませる

口座開設を完了すると、本人確認手続きへ誘導するポップアップが表示されるのでクリックしましょう。

本人確認書類のアップロードページが表示されたら、既存の写真を選択するか「ご利用のスマートフォンで続ける」をクリックしQRコードを読み込みましょう。

Bybitの本人確認手続きに利用できる書類は次の通り。

Bybitの本人確認レベル1で利用できる本人確認書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 居住許可書

本人確認書類提出後は、5〜10分程度で手続きが完了します。

③仮想通貨を入金する

本人確認書類が認証されると、入金が可能となります。

Bybitでは仮想通貨での入金に加えて、クレジットカードやP2P取引での入金に対応しているため仮想通貨を保有していない方でも簡単に入金を行うことができます。

ここでは、Apple Payでの入金方法を例に解説していきます。

まず、「入金」をクリックしましょう。

「購入」タブになっていることを確認し、購入したい金額を入力したら決済方法の選択ページへ移動するので「Apple Pay」を選択します。

1USDTあたりのレートが表示れるので問題がなければ、規約に同意し「確定」をクリックしましょう。

最後に、ApplePayが起動するので登録しているクレジットカードの中から任意のものを選択し決済を完了させましょう。

④ステーキングを行う

仮想通貨が資金調達口座に反映されたらステーキングを行っていきましょう。

ここでは、ドルにペッグされたUSDTを例にステーキングの手順を解説していきます。

Bybitのトップ画面を開き「資産運用」をクリックします、資産運用ページに移動したら「Bybitステーキング」を選択しましょう。

ステーキング可能な商品の中から「USDT」を見つけ「払い出し自由」を選択します。

運用したい金額を「投資額」に入力し、利用規約に同意したら「今すぐステーキングする」をクリックします。

Bybitに残高があるにも関わらず投資額が入力できない場合には、残高が「資金調達アカウント」にあるか確認してみましょう。他のアカウントにある場合には、振替を行う必要があります。

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかしにおける注意点

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかしにおける注意点
  • 暴落時に狼狽しないようにする
  • 草コインのほったらかしは控える
  • 仮想通貨の税金について理解しておく
  • ほったらかしする時は余剰資金で行う

暴落時に狼狽しないようにする

ビットコイン(仮想通貨)投資は、世間的にはまだまだアーリーアダプターと言われているようにETFが開始されたものの不安定な金融商品として見なされています。

短期的に数十%暴落してしまうことも多く、逐一価格を気にしていていては気が滅入ってしまう場面が多いです。

そのため、ビットコインのほったらかし投資を行う以上は短期的な値動きに惑わされることなく将来的な価格上昇を念頭に置き触らないようにすることが肝となってきます。

草コインのほったらかしは控える

仮想通貨は数千種類以上存在しますが、その殆どはプロジェクトの内容が不透明で価値のない草コインとなっています。

草コインは上手く見極めることで大きな利益を得られる可能性がある一方、高確率で無価値になってしまうためほったらかし投資の選択手段としては非常にリスキーです。

そのため、仮想通貨のほったらかし投資をする場合には将来性があるビットコインやイーサリアム、ソラナなどを選択することが懸命だと言えるでしょう。

仮想通貨の税金について理解しておく

仮想通貨(ビットコイン)投資では、利益確定したタイミングで税金が発生します。

仮想通貨の税金は、総合課税の雑所得に分類されるためサラリーマンなどで給与所得がある場合には合算した所得に課税されることとなります。

所得に対する具体的な税率と控除額は次の通り。

所得額税率控除額
195万円以下5%0円
195〜330万円10%97,500円
330〜695万円20%427,500円
695〜900万円23%63,600円
900〜1,800万円33%153,600円
1,800〜4,000万円40%2,796,000円
4,000万円以上45%4,796,000円

なお、副業による雑所得が20万円以下の場合は基本的に確定申告は不要となっています。

ビットコインのほったらかし投資では、基本的にガチホすることとなるため利確しない限りは税金が発生することはありませんが、ステーキングやレンディングなどで大きな利益が発生した場合は申告が必要なため注意しましょう。

ほったらかしする時は余剰資金で行う

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資をする場合、長期間にわたって保有し続ける必要があるため利益が乗ってきたとしても他の金融商品などに資金を回すことができません。

もちろん、途中で利確してしまえばそれまでですが一度崩してしまうとそれが癖ずいてしまいまともに運用することが困難となってしまいます。

また、資金効率を高めるためにレバレッジをかけるという手段も存在しますが予期せぬ暴落に巻き込まれてロスカットされてしまう可能性もあります。

そのため、ビットコインのほったらかし投資をするのであれば普段の資金とは区別し運用を行うことがマストとなってきます。

ビットコイン(仮想通貨)のほったらかしに関するよくある質問

ビットコイン(仮想通貨)はほったらかしでも儲かりますか?

ビットコイン(仮想通貨)はほったらし投資でも十分に儲けることできます。ただし、ビットコインの価格は既に1,000万前後で推移していることから儲けたいのであれば数年〜数十年のスパンでほったらかししておく必要があるでしょう。

ビットコイン(仮想通貨)のほったらし投資では短期で儲けることができませんか?

ビットコインのほったらかし投資は、長期投資の別称でもあるため短期で儲けたいのであれば仮想通貨FXがをおすすめします。

ビットコイン(仮想通貨)は持っているだけで税金が発生しますか?

ビットコイン(仮想通貨)は持っているだけでは税金が発生することはありません。仮想通貨を売却した時に、購入価格以上に値上がりしていた場合にのみ発生する仕組みとなっています。

ビットコイン(仮想通貨)は少額では儲からないと聞いたのですが本当ですか?

ビットコイン投資は少額から行うことができますが、少額から始めた場合は大きな利益を狙うことは難しいです。そのため、少額で設けを狙うのであればイーサリアムやソラナなど別の仮想通貨をほったらかし投資先として選択することをおすすめします。

ビットコイン(仮想通貨)のガチホはいつまでするべきですか?

ビットコイン(仮想通貨)のガチホには、いつまで保有をし続けなければならないという決まりはありません。そのため、ある程度自分が満足できる利益に達したら利確するのも手でしょう。

メルカリでビットコイン(仮想通貨)のほったらかしはおすすめですか?

メルカリでのビットコイン(仮想通貨)のほったらかし投資はおすすめしません。

その理由として、2024年9月現在メルカリで購入した仮想通貨は外部へ出金することができないため利益が出たとしても現金化することができずメルカリ内での購入のみに使用が限定されているためです。

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